iPad Pro 12.9 2018は液タブとして使えるのか?ワコム Cintiq 16と比較

不定期で発信しているパソコンレンタル館特集。以前書いた記事が思った以上に人気だったため、調子に乗って今回もiPad系の比較記事を書きたいと思います。

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iPad Proと最新液タブ あなたはどっち?

今回取り扱う機材は2018年11月に発売された、レンタルでも超人気の新型「iPad Pro 12.9インチ」(第3世代)と「Apple Pencil」(第2世代)、そして私物の「Wacom Cintiq 16」(ワコムシンティック)です。
内容はiPadを液晶ペンタブレット(いわゆる液タブ)として使い、絵を描きたい方へのお役立ち情報になります。具体的にはそれぞれのペンの書き心地をレビューしたいと思います。

普段、絵なんて描かないキミがなぜCintiq 16?
ええ…実はマウス腱鞘炎に悩まされておりまして、気休めにならないかなと思いキャンペーン中に勢いで買ってしまっていたのです。
買ったはいいもののマウスを変えたら改善が見られ、タブレットは全く使っておりません!もったいないため、仕事の1ネタとして登場させてみたわけなのですが、新型iPad Proの比較対象としては、またとない相手でしょう。しめしめ。

なお繰り返しになりますがCintiq 16は私物となります。レンタルでの扱いはございませんのでご注意願います。

Apple Pencilとともに完成型に近づいたiPad Pro

iPad Pro第3世代は新型(第2世代)のApple Pencilが使えるようになったため、ペン操作がとても快適になりました。
多くのレビューにもあるとおり、ペン先と画面との視差が非常に小さく、描写の遅延も感じられないほど高い完成度を誇っています。

また、ハードウェアだけでなくソフトウェアの面でもすでに追い風が吹いており、フル機能で使えるiPad用Photoshopが2019年にリリースされることが、Adobeから発表されています。
iPadとPencilをより高いレベルで活用できる状態が、まもなくやってくるわけです。

充電方法も超スマートになりました。iPadに装着するだけなのでかんたんです。

結局どっちがおすすめなの?

iPadとPencilが進化しちゃったもんだから、液タブが欲しいけどiPadとCintiq、どっちも良いみたいだしどっちにしよう…と悲痛な声を上げている方が、結構多くいるのではないかと思います。

先に結論を書いてしまうと、結局のところ餅は餅屋であって、単純に絵を描きたいならiPad ProではなくCintiq 16を選択した方が良い、と自分は考えます。
決してiPad Proの方が性能的に劣っているからではありません。
iPadだけで作業が完了しますか?やっぱり何かしらはパソコンで作業しますよね?ってことが大きな理由です。

逆に、iPadだけで完了する方はiPadが超おすすめになると思います。前述のとおりフォトショップも登場しますし、そういった方は今後増えてくるのではないでしょうか。

他にもポイントは多くあると思いますが、どちらがおすすめになるか考えてみた表が以下です。

  iPad Pro Cintiq 16
絵を描くことが主目的である
はじめての液タブである
使いたいiOSアプリがある ×
PCで作業がしたい ×
場所を選ばず作業がしたい ×
安く済ませたい ×
3/31まで公式キャンペーンあり

このように絵を描きたいとか普通のペンタブレット(板タブ)を使ったことがあるとか言う方が、どちらを購入しようか迷っていると思うのです。ぶっちゃけ両方買えば解決

私自身は
「板タブを持っている」
「タブレット端末はもう増やしたくない」
「キャッシュバックキャンペーン中である」
という理由でCintiq 16を選びましたが、iPad Proをタブレット端末としても使う予定がある方は迷わずiPad Proを選んでも良い気がします

iPadはタブレット端末として本当に優れていますし、インターネットを楽しんだりゲームも遊べます。
画面も音もきれいです。便利なアプリも星の数ほどあります。
液タブとして使わなくなっても有用ですから、買って後悔することは無いでしょう。

ただし液タブとして使うには本体と合わせてペンシルも購入する必要があるため、Cintiq 16と比べて倍近い出費になります。
またパソコンとつないで使うこともできないと思いますので、パソコンでも同様に作業したくなったら、iPad Proとは別に新しく液タブを用意しないといけません。

動画で見る書き心地の違い

以下、それぞれ動画にしてみました。ブレがひどくて参考にならないかもしれません・・・申し訳ないです。
今回は圧縮しなおしていますのでデータ量は控えめですが、例によってモバイルの方はギガに注意してください。

☆iPad Pro(第3世代)の書き心地

☆ワコム Cintiq 16の書き心地

アップルの使いではありませんが、べた褒めします。
iPad Pro + Apple Pencilは素晴らしいですね。よくぞここまで進化したもんです。高いだけあります(笑)

普段タブレットなんぞ使わない一個人が、使ってみた感想を書きます。

遅延は?
どちらもほぼなし、または気にならない程度
視差は?
iPad Proはほぼなし、Cintiq 16はややあり
筆圧は?
調整しやすさはCintiq 16の方が優秀
その他
iPad Proは画面がつるつるしているのでペンの走らせ方に慣れていないとつらい
ざらつきのあるシートなどを貼れば改善するはず

良いところ悪いところを書きます。

iPad Proの良いところ
ペンシルも第2世代になったことで、ようやく完成したシステムに っていうか初代ペンシルの充電の仕方とかありえない
タブレット端末としても超優秀で、自宅にiPad Proがあればパソコンなんて起動しなくなるのも頷ける
大きいけど軽くて薄いので持ち出しも容易、バッテリーも長持ちだから持ち出したくなる スタバで使えばドヤれる
iPad Proの悪いところ
価格が高い
ペンシルが付属しないので出費がかさむ
Cintiq 16の良いところ
画面が大きいから使いやすい
これまで培ってきたワコムの技術は伊達じゃない
本体を傾けられるスタンドが最初から付いている
ペンが使いやすい(個人差あり)、充電不要
Cintiq 16の悪いところ
物自体が大きいから使わないとき邪魔
以前と比べて取り回ししやすくなったそうですが、それでもややケーブルが邪魔、使いづらい
パソコンが必要
ソフトウェア(体験版含む)が1つも付いていなかった
ドット欠けがあった

おまけとして某有名キャラクターを描いてみました。

☆iPad Pro(第3世代)で描く某キャラクター

☆ワコム Cintiq 16で描く某キャラクター

まとめ

最後にまとめとして、あまり役立ちそうもない、気になった点のみを抜粋した比較表も作ってみました。

  iPad Pro
(Pro第3世代)
Wacom Cintiq 16
発売日 2018年11月 2019年1月
画面サイズ 12.9インチ(4:3) 15.6インチ(16:9)
解像度 2732×2048 1920×1080
筆圧レベル 1024? 8192
傾き検知 可能 可能

※筆圧レベルは使用ソフトウェアによる

参考「iPad Pro 12.9-inch (3rd generation) - 技術仕様」「Wacom Cintiq 16 仕様

どちらも2019年3月時点で最新機種ですから、よほどのことが無い限り不自由なく使えるはずですが、ただ1点だけ、画面の画角が異なるところがもっとも注意したいポイントかもしれませんね。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

記事を書いておいてアレなのですが、他人の意見は他人の意見であって、実際に触ってみて、本人の感覚に合ったものを使うのが一番です。大きな量販店へ行けばどちらも展示してあるでしょう。

展示していない!でも触って試したい!という方は、弊社のようなレンタルサービスをご利用ください!iPadとPencilなら取り扱いがありますよ!

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